牡蠣は海のクリームです。
- 2012.10.07 Sunday
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- by oyoyo-blog
寿都郡(すっつぐん)寿都町(すっつちょう)。北海道西部、日本海に面した小さな町で、平地はほとんど無い。かつてはニシン漁で賑わったらしいが、現在はわずかな平野に小さな漁港が続く。札幌から3時間かかる不便な地だが、ここに観光バスが続々と押し寄せるレストラン?がある。
「北海道寿都・元祖かき小屋吉野商店」。大きな鉄板で豪快に牡蠣を蒸し焼きにして食べる、“牡蠣のバーベキュー”だ。入荷が順調だと食べ放題プランがある。スコップで石炭をくべるように、鉄板に牡蠣が放り投げられる豪快なパフォーマンスが見られるのだが、今時分は入荷が少なくキロ単位でのオーダーです。まあ、牡蠣以外にもエビ、ホタテ、ツブ貝、アワビ、ハマグリとあるので、まったりといただきましょう。
左手に軍手をはめ待っていると、おばちゃんが注文した食材を鉄板に並べ、大きな四角いフタをして一度退散。しばらく待つと、隙間から湯気が噴き出し、潮の香りが漂い始める。頃合いを見て再びおばちゃんがやってくる。ふたを外すと、豪快に湯気があがり、中から牡蠣が姿を現す。見とれていると、テンポ良く牡蠣を捌いて目の前に並べてくれる。
季節によっては寿都産の牡蠣がいただけるが、今日は厚岸(あっけし)産。なかなか大粒です。早速いただきます。「クリーミーとはこの事かっ!!」口の中でとろけます。焼き加減、蒸し加減が絶妙なのか、厚岸の牡蠣がそもそも美味いのか、人生最高の牡蠣です。ホタテ、ツブ貝、エビといただき、さてもう一度牡蠣をお願いしようと思ったら、営業時間を1時間残して本日は完売。代わりにハマグリをいただきましたが、なんだか心残り。寿都産牡蠣が出回る頃に、また来ましょう。
岩内郡(いわないぐん)岩内町(いわないちょう)に戻り、今日の温泉は、雷電温泉(らいでんおんせん)「みうらや温泉旅館」です。源義経&武蔵坊弁慶の伝説が残る地に忘れ去られたような温泉がある。真冬だとジムニー君でも厳しそうな砂利道を上ると、一軒宿が現れる。2匹の猫が番をする引き戸を開けると「どうぞ、どうぞ、お入り下さい」女将さんに笑顔で迎えられる。
入浴料を払う前に温泉に案内される。一応男女別の脱衣所があるが「ご一緒でも大丈夫ですよ」って、今日はもう誰も来ない想定なのか。お言葉に甘えまして、夫婦で混浴です。男性用の更衣室から入り、湯船へ。カランは2つあるが、お湯は出ません。仕方がないので湯船の温泉をすくって体を洗います。これが熱い。カランの一つに付いているホースから、湯船に水を加えます。
お湯は無色透明。湯の花が浮いている様子もなく、取り立ててすべすべ感があるわけではない。しかし、源泉が豪快に掛け流されまくっていて気持ちが良い。窓から日本海がよく見える。男女の浴槽は壁で仕切られているが、浴槽の奥がつながっていて普通に行き来できるようになっている。ちなみに混浴露天風呂もあるが、駐車場からも丸見えな、豪快な造りです。
上がり湯が無いので温泉水そのままの体であがるしかないが、なんだかしっとりすべすべ。気持ちの良い湯上がりです。これは北海道で経験した温泉の中でも1、2を争う上質なお湯です。昔は20軒くらい住んでいたそうだが、現在はここ1軒のみになったため源泉が使い放題。猫も温泉水を飲んでいるそうで、毛並みがつやつやです。自販機でジュースを買ったらディスプレイと違う物が出てくるのはご愛敬。また来たくなる、気持ちが落ち着く温泉でした。
「北海道寿都・元祖かき小屋吉野商店」。大きな鉄板で豪快に牡蠣を蒸し焼きにして食べる、“牡蠣のバーベキュー”だ。入荷が順調だと食べ放題プランがある。スコップで石炭をくべるように、鉄板に牡蠣が放り投げられる豪快なパフォーマンスが見られるのだが、今時分は入荷が少なくキロ単位でのオーダーです。まあ、牡蠣以外にもエビ、ホタテ、ツブ貝、アワビ、ハマグリとあるので、まったりといただきましょう。
左手に軍手をはめ待っていると、おばちゃんが注文した食材を鉄板に並べ、大きな四角いフタをして一度退散。しばらく待つと、隙間から湯気が噴き出し、潮の香りが漂い始める。頃合いを見て再びおばちゃんがやってくる。ふたを外すと、豪快に湯気があがり、中から牡蠣が姿を現す。見とれていると、テンポ良く牡蠣を捌いて目の前に並べてくれる。
季節によっては寿都産の牡蠣がいただけるが、今日は厚岸(あっけし)産。なかなか大粒です。早速いただきます。「クリーミーとはこの事かっ!!」口の中でとろけます。焼き加減、蒸し加減が絶妙なのか、厚岸の牡蠣がそもそも美味いのか、人生最高の牡蠣です。ホタテ、ツブ貝、エビといただき、さてもう一度牡蠣をお願いしようと思ったら、営業時間を1時間残して本日は完売。代わりにハマグリをいただきましたが、なんだか心残り。寿都産牡蠣が出回る頃に、また来ましょう。
岩内郡(いわないぐん)岩内町(いわないちょう)に戻り、今日の温泉は、雷電温泉(らいでんおんせん)「みうらや温泉旅館」です。源義経&武蔵坊弁慶の伝説が残る地に忘れ去られたような温泉がある。真冬だとジムニー君でも厳しそうな砂利道を上ると、一軒宿が現れる。2匹の猫が番をする引き戸を開けると「どうぞ、どうぞ、お入り下さい」女将さんに笑顔で迎えられる。
入浴料を払う前に温泉に案内される。一応男女別の脱衣所があるが「ご一緒でも大丈夫ですよ」って、今日はもう誰も来ない想定なのか。お言葉に甘えまして、夫婦で混浴です。男性用の更衣室から入り、湯船へ。カランは2つあるが、お湯は出ません。仕方がないので湯船の温泉をすくって体を洗います。これが熱い。カランの一つに付いているホースから、湯船に水を加えます。
お湯は無色透明。湯の花が浮いている様子もなく、取り立ててすべすべ感があるわけではない。しかし、源泉が豪快に掛け流されまくっていて気持ちが良い。窓から日本海がよく見える。男女の浴槽は壁で仕切られているが、浴槽の奥がつながっていて普通に行き来できるようになっている。ちなみに混浴露天風呂もあるが、駐車場からも丸見えな、豪快な造りです。
上がり湯が無いので温泉水そのままの体であがるしかないが、なんだかしっとりすべすべ。気持ちの良い湯上がりです。これは北海道で経験した温泉の中でも1、2を争う上質なお湯です。昔は20軒くらい住んでいたそうだが、現在はここ1軒のみになったため源泉が使い放題。猫も温泉水を飲んでいるそうで、毛並みがつやつやです。自販機でジュースを買ったらディスプレイと違う物が出てくるのはご愛敬。また来たくなる、気持ちが落ち着く温泉でした。