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くりやま老舗まつり

 「もーもたろさん、桃たろさん、
  お腰に付けた、きびだんご、
  ひとつ、私にくださいな・・・

  んが、こんなのきびだんごじゃねぇ、
  だましたな、われえ!!」

 吉備団子(きびだんご)と言えば、岡山県の定番土産。餅米の粉から作る求肥の菓子で、白くて丸くてモチモチした団子だ。しかし、ここ北海道では、全く別物の「日本一きびだんご」が売られている。単3乾電池くらいの、キャラメルをやわらかくした様な感じの外観(食感)で、麦芽糖の甘さが広がる駄菓子だ。ご丁寧に、包装にはお供を従えた桃太郎の図案が取り入れられている。そして、幾つかあるきびだんごメーカーの中で、ドメイン名 kibidango.co.jp を持っているのが「谷田製菓(たにだせいか)」だ。

 その「谷田製菓」が有るのが、夕張郡(ゆうばりぐん)栗山町(くりやまちょう)。行ってまいりました。年に一度の「くりやま老舗まつり」が開かれていて、町は大盛り上がりです。車で行くと、まず駐車場の確保がたいへん。一応臨時の駐車場が用意され、巡回バスが送迎してくれる事になっているが、皆さんお構いなしに隙を見つけて路上駐車。大混雑です。会場から1キロくらい離れた場所に止め、歩いて行きました。

 “老舗まつり”と言っても、実は参加しているのは「谷田製菓」(大正2年創業)と「小林酒造」(明治34年、栗山に移転)だけ。まずはメイン会場である「小林酒造」へ向かいます。煉瓦造りの立派な蔵が立ち並ぶ通りに仮設テントが立ち並び、もちろん酒の試飲コーナー有り。しかし車なので飲むわけにいかず(泣)、食事の屋台コーナーへ。酒粕ラーメンと、酒粕ジンギスカンをいただく。どちらも札幌から出張(でば)ってきた店みたいで、栗山の“老舗”ってわけではない。ラーメンはほのかに酒粕の香り、でも普通にラーメン。ジンギスカンはどの辺が酒粕なのかわからない。でも肉がやわらかくて美味い。このやわらかさが酒粕効果か。

 お次は「くりやまコロッケ」をいただきます。老舗ではありませんが、地産地消、栗山の食材を使って地元の農業生産法人で作られた“くりやままつり”に相応しい出店です。種類が豊富で(かぼちゃ、ビーフ、じゃがバター、北の錦・・・)、「ここからここまで、全部いただくわ」と言いたくなるのをこらえて先の4つを選択。北の錦コロッケは、「小林酒造」の代表ブランド、「北の錦」の清酒と酒粕を練り込んだ贅沢な一品。かじるとお酒の香りがふんわりと広がります。じゃがバターコロッケは、有りそうでなかった取り合わせ。バターの風味がこれまた心地良い。幸せな気分となりました。

 さて、「小林酒造」の見学です。北の錦記念館へ。洋の東西を問わず、酒のあるところに金も集まる、権力も集まる。贅をこらした古い品々に加え、歴代首相のサイン色紙が並んでいる。栗山町は、鳩山由紀夫・邦夫一族に縁のある地で、持ちつ持たれつ、事業にも色々便宜を図って貰う事が有ったのだろうか(勝手な推測です)。しかし野田さん、字、下手だなあ。

 錦を飾ってみました・・・。

 蔵人の案内による酒蔵見学に参加。巨大タンクが立ち並ぶ蔵を進み、酒造りの工程に従い解説が続きます。大量生産の為の機械と、伝統的な酒造りを行う為の設備がそれぞれ有り、時代の変化が感じられます。案内いただいた蔵人さんは、伝統的な作りによる杜氏を目指されている様で、酒に対する愛情が感じられるかたでした。頑張って下さい。最後に甘酒をいただきます。無駄に甘すぎず、酒の香りが心地良い“大人の”甘酒でした。

 さて、「谷田製菓」に向かいます。こちらはこぢんまりとした工場です。お土産用のきびだんごをもらい、工場見学の列に加わる。蒸した餅米と煮込んだ豆を主原料に、砂糖、水飴を加えてじっくりと混ぜ合わせます。型に流し込んで固まれば終了。後は切り分けて包装すれば商品の完成。“一本物”の、ケータイサイズのきびだんごは、一つ一つ、手作業で、オブラートにくるまれ梱包されています。

 工場見学と言っても、数10メートル歩けば終了。外では谷田製菓がテントで即売会。ここで、「北の錦」と「日本一きびだんご」がタッグを組んだ、甘酒餅を入手。きびだんご以外の谷田製菓商品はなかなか手に入らないので、良いお土産が出来ました。右手に酒瓶、左手に駄菓子を抱え、くりやま老舗まつり、終了です。


 今日の温泉は、岩見沢市(いわみざわし)の北村温泉へ。源泉100%、しかも源泉温度が43度なので沸かし直しの必要もなく、完全掛け流しが自慢です。人気も高く、いつも混んでいるとの噂でしたが、今日はそれほどでもなく、ほどほどの混み具合です。少し緑がかった濁った湯は、ナトリウム−塩化物強塩泉。舐めてみましたが、海水並みのしょっぱさです。傷の有る人はしみるかも。広めの内湯も、2つある露天風呂もじゃんじゃん掛け流されていて、排水溝で渦を巻いています。塩水に浸かる行為が肌によいのかどうかわかりませんが、温まりました。



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 谷田製菓、冬季限定商品「大甞飴(たいしょうあめ)」。以前岩見沢駅の売店で見かけた時に買った物です。麦芽糖の甘さと、ごまの香りがひろがる。きびだんごと違い硬いので割って食べる事も出来るが、口に含むとだんだんと粘りけが出てきて、噛むと歯にまとわりつく絶妙な硬さに変わる。入れ歯や差し歯の人は要注意。2種類の大きさがあり、「ひと口大甞飴」は6分の1サイズ。一本物きびだんごとか、標準サイズが常識を越えてでかい、メガ盛り系のお菓子屋さんです。




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