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鶏と馬、空知巡り

 美唄市(びばいし)名物と言えば、「ハイ、美唄焼き鳥」、・・・でーすーが、美唄の中村地区限定の鶏料理と言えばなんでしょう?・・・正解は、「中村のとりめし」。知るわけないですねえ、グルメ旅もディープになってきました。

 って事で、美唄市中村町のAコープを目指します。ここのところ春めいてきて、雪解けもかなり進み、幹線道路は走りやすくなりました。札幌から高速を使わなくても2時間弱、美唄の町外れに到着です。Aコープが有ったと思われる場所には5〜6台の車が止まっている。実はここが「中村のとりめし」を製造している地元主婦集団「えぷろん倶楽部」の拠点なのだが、どうやらここでの販売は行っていない様だ。まあそれは想定内、米どころ中村がどんな所なのか見ておこうと思っただけなので。

 って事で、本命の、Aコープびばい本店を目指します。時間はまだ11時。惣菜コーナーに行ってみると、ん、無いじゃん、何処に置かれてるのかなあ。店員に聞いてみると「10時過ぎには売り切れます」。え、そんなに人気なの??、想定外です。えぷろん倶楽部に電話をして、他に売っている店は無いか聞いたところ、「アンテナショップPiPaなら有るかも・・・」丁寧に道順を教えていただき行ってみましたが、こちらも売り切れでした(泣)。

 仕方がない、ここへ来る途中に見た「塩そば」の看板の店に行ってみるか。塩そばは、乱暴な言い方をすれば、塩ラーメンの汁に日本蕎麦を入れた感じ。これもなにやら美唄と関係があるらしいので、今日の所はこちらで・・・、って行ってみると、見事に雪に埋もれ、冬期休業中でした(号泣)。

 途方に暮れて、失意の中、見つけたのが「しらかば茶屋」。手書き看板には小さく“元祖”と書かれ、下に鶏の絵、そしてでっかい“めし”の文字。怪しさ満載です。多分普段なら見なかった事にして通過しているでしょうが、他に店も無さそうなので、ふらふらと吸い寄せられてしまいます。こうして人は遭難していく・・・。

 結構混雑した店内。多くの人が、ラーメン&とりめしのセットを食べている。とりめし定食を注文し待つ間、ケータイで店の情報をチェック。なんかそれなりに評判の良い店のようだ。持ち帰りだけで寄っている人も多い。しばし待つと、とりめし登場。鶏肉と玉葱だけの具材。鶏釜飯のような物を想像しているとかなりシンプルで驚く。きんかんとかのモツ類が入っていないのが残念。さて、実食。ふんわりとした、良い甘さ。砂糖醤油に玉葱の甘さと鶏のダシを加えた感じ、すき焼きのたれ?。しかし、薄味で飽きの来ない絶妙な味加減だ。いやこれは美味いです。遭難寸前で雲間から光が差し、焚き火のある山小屋に辿り着いた感じです。救われました。中村のとりめしが無かったのは残念ですが、これはこれで、正解でした。


 晩飯との間に、温泉です。空知郡(そらちぐん)奈井江町(ないえちょう)の、「新ないえ温泉 ホテル北乃湯」へ。奈井江町は、かつては炭鉱で栄えていたらしいですが、今はこれと言った特徴の何もない、名物と言える物も無い小さな町。新ないえ温泉の売り文句は、高速から一番近い温泉。確かに奈井江砂川インターから1キロの距離です。

 町営ながら、宿泊施設を兼ねているだけ有って、結構大きな施設。サウナ、泡風呂、水風呂、露天風呂を備える。源泉は冷鉱泉なので加温、そして循環されている様だ。水風呂だけは源泉掛け流しらしいが、冷たすぎて、無理。ちなみに水風呂は透明に近いが、他は薄い褐色でした。「美人の湯」で、湯上がりつるつるという宣伝文句でしたが、なんだか普通の銭湯に入った感じで、特に温泉の効能は感じられませんでした。なんて言うか、印象に残らない温泉です。奈井江町さん、もう少し、頑張りましょう。


 気を取り直して、晩飯は、馬です。歌志内市(うたしないし)の、「うたしないチロルの湯」へ。歌志内市は、やはりかつては炭鉱で栄えたところで、今は、日本一人口の少ない市、となっている。鉄道も高速道路も通っておらず、なかなか活気を取り戻すには至らない様子。チロルの湯は、道の駅と宿泊施設とレストランと温泉が一緒になった施設で、なぜかオーストリアかスイスを思わせる建物で出来ている。炭鉱跡から豊富に湧き出す源泉を利用した温泉で、建物の周囲に硫黄臭が漂っています。

 で、歌志内の名物料理が「なんこ汁」。馬のホルモンの味噌煮です。名物料理と言っても町自体が寂れているので提供している店も少なく、旅行者が安心して入れそうなのは、ここ「レストランチロル」だけの様です。ディナータイム開始と同時に押し入り、速攻で注文。

 鉄鍋に入れられて出てきました。ホルモン特有の匂いが漂います。福岡のもつ鍋か?関西のホルモン鍋か?、色々想像しましたが、味噌汁にホルモンを入れた様な感じ。野菜もたっぷり入っていて、普通に具沢山味噌汁です。肉はかなり煮込まれた感が有り、ゴムの様に噛み切れない事も無く、食べやすい。ただこれが馬なのかどうか、違いが良くわかりません。あまりにも普通で、名物料理を食べた満足感が残らない。中村のとりめしが、ハレの日のおもてなし料理だったのに対し、こちらは各家庭で普通に作られていたのでしょうね。そして、食生活が豊かになるとともに作られる機会も減っていく。なんだか寂しい名物料理でした。




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