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洞爺湖

 朝から雨、雨、雨。うーーん、とりあえず、イカ食いに行きましょう、イカ。函館と言えばイカです。食べなきゃイカール星人に襲撃されます。

 函館で朝市と言えば、その名も函館朝市が有名ですが、ちょっとひねって「はこだて自由市場」へ。通路数本の小さな市場で、飲食店も数軒ですが、ここの「市場亭」がお薦めです。何しろ注文が入ってから市場に買い出しに行くシステムで、この日もイカ刺しetc...を注文すると、電話を受けた市場の売り子がさんが必要な分だけ持ってきます。どうせすぐに売れるのだから10杯くらいまとめて持ってくれば良いのに、頑なに注文の数だけ仕入れます。敷かれた大葉の色で緑に染まるほど透明なイカの、コリコリとした歯ごたえを堪能しました。

 市場亭さんに、ひとつ注文。定食のセットの味噌汁は、カニ汁にアップグレード出来るようにして下さい。追加でカニ汁を注文すると、味噌汁+カニ汁になってしまいます。


 豪雨の中・・・昨日の夜景は本当にラッキーだったね・・・、教会群を散策。ロープウェイ乗り場の周辺が良い散策スポットになっていて、雨に濡れた風景も、なかなか風情があって良い感じです。重要文化財の「函館ハリストス正教会」は中を見学できますが、結構地味です。厳かな雰囲気は感じられますが、特にキリスト教に思い入れがあるわけではないので、有難味が良くわかりません。


 今日の宿、洞爺湖に向けて出発。昼過ぎに到着しましたが、相変わらず雨。朝ご飯食べすぎてそんなにお腹空いてないし、どっかでお茶でも・・・って事で、「ザ・ウィンザーホテル洞爺リゾート&スパ」へ。ご存じサミットの舞台にもなった超高級リゾートホテル。車を玄関に横付けすると、ポーターが出迎えてドアを開けます。さすが石ノ森章太郎「HOTEL」東堂マネージャー(ドラマでは松方弘樹)のモデル、窪山哲雄氏が育てたホテルです。軽自動車でも満面の笑顔で迎えてくれます。

 丘の上にあるホテルからは洞爺湖の素晴らしい眺めが・・・全く見えません。霧に包まれて窓の外は真っ白です。天気が良ければ、内浦湾側も見えるらしい。ロビーにあるカフェで、まったりと過ごす。暫くすると、ピアノとフルートの生演奏が始まる。なんて優雅な。ほんの束の間、セレブ気分。

 地下駐車場に直接乗り入れればポーターに出会う事無くホテル内に入れますし、ロビーやショッピングコーナーを散策している分には咎められる事も無いでしょう。洞爺湖周辺のドライブで、冷やかしに立ち寄るにはお薦めです。天気が良ければサミットメモリアルテラスで、大統領気分で記念撮影も。


 お茶だけでねばっても仕方がないので退散です。洞爺湖名所と言えば、有珠山、そして昭和新山。今も蒸気を吹き上げる活火山です。霧に煙る昭和新山は、赤茶けた山肌が威容を誇っている。有珠山は完全に雲の中。中腹までは、有珠山ロープウェイで簡単に行くことができる。「わかさいも本舗」の関連会社である「ワカサリゾート」が経営しているらしいが、よくこんな所で事業展開しますね。最近では2000年に噴火し、小学校が移転したり、わかさいも本舗の工場が操業中止になったり大変な事になってたみたいです。がんばれ!!わかさいも。

 さて、昭和新山に来たら、ぜひ行ってみたい所がありました。「三松正夫記念館」です。昭和新山の知名度に比べればあまり知られていませんが、実はこの山、三松家の私有地だそうです。三松正夫は、太平洋戦争中にこの地で郵便局長をしていた人で、平らな地面が隆起し始めた初期の段階から克明な記録を残した人物。のちにこの役立たずの土地を農家から買い取り、その保護に努めたそうです。

 記念館入り口に着くと、ちょうど施錠をしているところ。え、閉館ですか?って思ったら「誰も来ないので閉めちゃう所でした。どうぞどうぞ」と開けていただきました。教室くらいの広さの空間に、当時の新聞記事やら、三松正夫の残した資料やら、所狭しと並べられている。三松正夫と言えば、昭和新山の成長過程を記録したミマツダイヤグラムが有名だが、他にも膨大な“記録”が残されている。その資料は病的なまでに細かく、火山活動に関係した広い範囲に及び、もう役に立つかどうかは二の次で、一人の人物の生き様を見せつける感じ。感服しました。


 宿にチェックイン。「洞爺山水ホテル和風(かふう)」。洞爺湖温泉街の、1本通りを奥まった、少し高い位置に建つ、古い感じのホテルです。最上階が禁煙フロアーになっているので、禁煙部屋を指定すれば、自動的にナイスビューな部屋になる。狙いどおり、洞爺湖の眺めが最高、雨だけどね・・・(涙)。洞爺湖名物、日本一“長い”花火大会である「洞爺湖ロングラン花火大会」宿泊プランなんだけど、花火大会やりますか??ってフロントで尋ねたら「はい、やります」と力強いお言葉。天気が回復する事を期待しましょう。夕食は部屋でいただきます。刺身やら、煮物やら、焼き魚やら、一番ベーシックな宿泊プランなので特別豪勢ではありませんが、北海道食材満載の、必要十分な満足できる食事です。

 食後、一呼吸置いて、いよいよ花火大会です。今回の宿泊プランには、花火鑑賞船の乗船券が付いてます。船着き場までは、徒歩5分程度、おもてに出ると、はい、雨上がりました。いやあ、一安心です。接待イベントが全滅するところでした。お城を模した感じの遊覧船は電飾で明るく輝き、遊園地のアトラクション気分。1階右舷のボックス席をキープ、右側の方が良いらしいです。

 船は出航すると、温泉街を右に見ながらゆっくりと進む。船内の照明を落とし、いよいよスタート。ここの花火大会は陸からではなく、湖上の船から打ち上げる。そして湖畔の温泉街に沿って少しずつ移動し、それに連れて鑑賞船もベストポイントに移動するという趣向だ。湖面に影を落とす花火を常に間近で見る事が出来ます。これほどゆっくりと花火を眺めたのは初めてです。20分ほどの短い時間ですが、鑑賞船からの花火見学をお薦めします。


 宿に戻り、温泉へ。洞爺湖温泉は、1917年に三松正夫らが発見したのが始まりで、最初に温泉旅館を作ったのも三松正夫だそうです。まだ100年に満たない歴史の浅い温泉だ。源泉は組合管理でどの施設も同じお湯が使われているそうだが、ここのホテルは源泉掛け流し。少し黄色く濁っています。露天風呂もあるが、景色は全く見えません。それでも控えめな照明の中、和風の落ち着いた雰囲気が楽しめました。

 温泉も良かったし、総じて従業員の対応も良く、満足できるホテルです。今時珍しくなった部屋食で、スタンダードな和風旅館のサービスをそこそこな値段で満喫したい場合にはお薦めです。「和風に泊まってウィンザーでお茶」で、洞爺湖は楽しみましょう。


 こうして雨にたたられた接待旅行は終了です。なんかグダグダな旅行でした。



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